渋谷　税理士日記

「教育」

人材を採用した時から極端に言うと、そのスタッフの人生を経営者は背負うことになります。

そうなると経営者はその人を将来に向けて教育していかなくてはまりません。

事務所の顧客をこなすだけの人材は不必要であり、自分たちから提案をしていくスタッフを教育するのが最終形のモデル。

トップダウン形経営から吸い上げ型経営へシフトしないと。

経営者が不死身なら可能なトップダウン型。しかし人間は年を取っていくもので長期的にみた場合にはリスクの方が大きいのです。

スタッフたちの提案を吸い上げていく経営こそが生き残る道ではないでしょうか。

だからこそ教育。

簡単にいうと1人でも今後生きていけるだけの考え方（税務の知識は当然）を叩き込まなければ。

スタッフ全員の意識レベルを高めるのは難しいと思わなければいいのであって、今後の事務所経営に賛同できない人は退場してもらうしかありません。そうでないと経営が成り立たないからです。

利益率の高い経営を目指すにはスタッフたちも常に売上を上げる方法、コストカットの方法を考えて仕事をしなくてはなりません。

雇用される者が高い給与を望む心情はわかります。でも仕事をこなすだけではだめであり高給になれば責任も比例し権限も大きくなるものです。

だからこそ考えさせることがひとつの教育なのです。

最終決定は経営者が行い、いろいろな案を出していくのはスタッフたちの仕事とすればいいのです。

それができる事務所を目指しています。