2022年12月19日 (月)
映画
観よう観ようとしていてすっかり忘れてしまっていた作品
急に思い出してネットフィリックスで観ました
「カセットテープダイヤリーズ」
2002年の佳作「ベッカムに恋して」の監督作品
1987年のイギリスの田舎町
パキスタンの移民の長男が主人公の少年
差別を受けながら静かに目立たないように生活している少年
その作家を目指す少年が友人から借りたカセットテープを聞きその歌詞に夢中に
そのカセットテープはブルーススプリングスティーンの「ボーンインザUSA」と「闇に吠える街」
初めて聞いた曲は「Dancing In The Dark」
その時の少年の驚きの描写は凄い
音、歌声そして歌詞に稲妻が走ったよう
「ボーンインザUSA」の歌詞の意味もすべて理解するところも良かった
その当時38歳のスプリングスティーンの音楽はティーンエイジャーではなくもう少し大人に人気があったのでしょう
特にイギリスでは
シンセのピコピコ音楽ではないですから
途中少し曲を流しすぎが若干引きますが良い作品でした
イスラムの厳格な父と和解して大学に向けて出発する
ハッピーエンドです
そしてこれが実話らしい
最後に本人とスプリングスティーンとの2ショットの写真などでわかります
地味な作品ですが「キャプテンアメリカ」に出演しているヘイリー・アトウェルなど有名人も出演
ちなみに原題は「Blinded by the Light」1973年にスプリングスティーンが発表した作品名
邦題は「光で目もくらみ」