2019年8月26日 (月)
ロケットマン
週末待望の映画「ロケットマン」を観ました。
北米では5月に上映しているのに8月は遅すぎです。
エルトンジョンの半生を描いた映画。
私に中のエルトンジョンは相撲でいうと横綱です。
それだけ思い入れのあるミュージシャン。
沢山のアルバムを作成しているので名曲も沢山ありますが駄作も沢山です、正直。
すべてを吹き飛ばすほどの全盛期1970年?1975年。
名曲と言われているのがこの時期でリアルタイムで体験したわけではありません。
20歳前後のころはエルトンジョンの全盛期のレコードは日本では廃盤扱いでした。
日本ではその時期はあまりエルトンジョンを世間は評価していない状態。
中古レコード屋と輸入盤のみでCDはまだまだこれからの時代。
ネットなんかない時ですので集めるのに大変だったのを覚えています。
そんな特別な存在のエルトンジョンの映画です。
期待値MAXでしたがミュージカル映画とは知らなかった!!
というか事前に情報を得るのをやめていたのでちょっとビックリでした。
この映画ボヘミアンラプソディと比較されがちだけど全然、もう全然ちがいます。
主演のタロン・エジャトン自身の歌声も良いし本人の孤独と苦悩がにじみ出ています。
相棒バーニートーピンとの奇跡的な出会いと別れと再出発。
悲しいくらいのエンターテインメント映画。
ピンボールの魔術師の場面やI’m Still StandingのPV完コピ良かった。
永遠の名曲Your Songの出来上がる瞬間も感動。
ただ文句をつけるなら曲のタイムラインがメチャクチャ。
その時その曲はまだ無いでしょ!というのが多々あり今現在がいつの時点なのかが見えない。
できればエルトンジョン・バンドたちにもスポット当てないとだめでしょう。
サウンドを支えていたのは彼らなのだから。
こんな文句を言ってますが素晴らしい映画でした。
ロックミュージシャンの映画は本人が他界している場合やゲイとか特別なキャラじゃないとうけないのでしょうね。
例えば同じピアノマンのビリージョエルの半生を描いた映画なんて多分面白みがなく作成されないでしょうね。
やはり題材は特別な何かを持っていないとだめなのでしょうね。
DVD発売されたら即買うでしょう。