2009年8月6日 (木)
渋谷 税理士日記
「唖然」
「税理士新聞」に専門学校が税理士開業塾なるものを9月からスタートする記事を読みました。
試験合格がゴールと考えてしまうとこのような勘違いがあるのでしょう。合格は目標ですが、ゴールではなく合格後が新たなスタートと位置づけでなくてはいけません。
独立開業するのに専門学校の塾に行かなくてはいけないなんて可笑しな話で、経営者に本当に向いているのかどうか疑問ですね。
事務所経営が不安なら開業しない道もあるはずです。各々の才能が必ずしも経営者に向いているかどうかもわかりません。
また塾の講師は必ず税理士事務所を成功させた方でなくてはなりません。(ここでいう成功とは数多くのお客様と顧問契約できていると言う意味です)
事務所経営もビジネスです。はじめからお客様が十数件あり順調な船出は原則ありません。
今だから言えますが私は開業当初は電気代がもったいないので事務所の電気を半分消していましたし、お昼ご飯は無しでした。
将来を見据えて地道に頑張る強い気持ちがあったから大丈夫だったのでしょう。
開業当時を思い出すといるも初心に戻れます。