2019年2月18日 (月)
激震
先週は生保業界に激震が。
新聞の記事によると生命保険の保険料についての法人税上の取り扱いが変わるとのこと。
国税庁より保険会社み取り扱いの見直しの連絡があった模様です。
何が変更かというと商品のうち全額損金あつかいのもので解約返戻金÷保険料>50%らしい。
ということは長期平準定期や逓増定期も変わるのも?
まだ法律云々ではなくお達しですので全然先が読めません。
既に加入している保険の扱いさえも未定。
そして大手生保会社は即販売停止しましたね。
保険は保障という側面ではなく節税を押した結果お上からお達し。
払った保険料が損金にならずに資産計上にすることが納得できないですけどね。
まぁ税法ですからいろいろあるのでしょう。
この商品を売っていた代理店さんなんかも大打撃。
生保業界って何気に闇が深いようなかんじです。
全損、課税の繰り延べと言われています。
多少便利なところもありますがキャッシュアウトしてでも税を減らしたい方向け。
だって数年後解約して収入になってしまいますし。
当事務所では保険は売っていません。
ただ加入される場合は生保会社からのシミュレーションをもらって是非の判断します。
あくまでも会社にとってベストな保険でなければ反対します。
ベターではNGです。
ちょっと厳しめ。
要は保険会社の都合なのか会社の都合なのかを見抜かないと。
法で縛ってもまた知恵を絞って新しい商品が生まれますから。
近いうちまた代替品が発売されます、きっと。