2016年8月1日 (月)
昭和
「体力の限界」
涙声で言った引退会見でした。
大横綱がまた一人亡くなりました。
千代の富士を最初に知ったのはまだ幕内でやせていて水色の回し。
琴風とか大きい力士につられ足をバタバタさせて土俵を割っていたのがあっという間に大関、横綱へ。
私はどちらかといえばアンチ千代の富士。
隆の里ファンでしたから。
隆の里の短い横綱期間4場所連続で千秋楽相星決戦は見ごたえ十分で大相撲そのもの。
ちなみに3勝1敗で隆の里でした。
今の横綱たちみたいに変化や張り手などセコイ取り組みはしませんでしたね。
一人横綱の期間が長く相当なプレッシャーだと思いますが少々長引かせすぎのかんじもします。
相手の頭を押さえて投げを打つのもそんな要因があったと思っています。
ただ、黒い回しをきつく締め相手が回しをとれないようにするのはさすがの業。
そして筋肉質のきれいな身体。
これはかっこよかった!
隆の里、北の湖そして千代の富士と記憶に残る名横綱がこの世を去るのみると時代をかんじます。
いずれ昭和にように平成も終わり新たな時代がきます。
そして記憶に残る横綱たち、たとえば若貴のような横綱が出ることを期待します。