2013年10月21日 (月)
渋谷 税理士日記
「法律家」
税理士は法律家(税法)というのが一般的な考え方でしょうか。
しかし税理士試験というのは司法試験と違い、専門学校が作成した法律(条文)をくだいた文章を丸暗記して臨む試験です。
したがって司法試験時に法律を叩きこまれた弁護士と違い法律というより経済合理性で動いている部分がかなりあると考えています。
では国税局、税務署はどうかというと必ずしも法律だけで動いているわけではありません。
お互いに不勉強な部分があり、今までの慣行や流れで来ている部分もあります。
たとえば、調査でAという事項は否認するけどBには目をつぶるというのは、これ法律ではなく交渉です。
これがダメというのではなく、しっかりと法律を身につけての交渉ができれば望ましいと思います。
お客様を必ず守るためには精進あるのみです。