2007年12月26日 (水)
渋谷 税理士日記
「保険」
逓増定期保険の保険料の取扱いについて国税庁から生保保険協会に対し、「税務上の取扱いについて見直しを検討している」との連絡があったのが今年3月。
そして生保協会は保険会社に対し逓増定期保険の販売を自粛するよう依頼があり、ほとんどの保険会社(一部は販売していた模様)は、逓増定期保険の販売を今まで停止していました。
やっと取扱いの概要が出てきました。
平成8年の取扱から約10年。また改正ですね。
平成20年のいつからかはまだわかりませんが、節税効果はあまりなくなるということが明らかでしょう。恐らく過去の契約についてまで遡及することはないと思われます。
人によって逓増定期保険については考え方が違うと思いますけれども、これは単なる利益の繰り延べでしかないためあまりというか、ほとんどお客様にはお勧めしてきませんでした。
その前に加入すべき保険があるからです。
税理士事務所/会計事務所が売りたがる理由のひとつはバック率の高い代理店手数料といえるでしょうね。
でも一番堪えてるのは生保コンサル会社でしょうか。