2011年4月11日 (月)
渋谷 会計事務所日記
「知事選」
昨日は知事選がありましたが、東京は予想通り石原都知事になりましたね。
今回は地震と原発の影響で各候補者の声があまり聞こえてこなかったこともありますが、対抗馬となる候補者がいなかったことも要因のような気がします。
しかし、相変わらずの投票率の低さにはもう何と言っていいのやら…。
東京の場合、約440万人もの人が棄権してるわけで、今後石原都政がどんなことをしようとも彼らに文句を言う資格はない。
東京は地方の人間の集まった都市ですから、これが日本の民度ということなのかもしれません。
そして原発を抱える県の知事選は、すべて原発推進派の現職知事が当選。
ドイツの州議会選挙では福島の原発事故を巡る議論が影響して連立与党が敗北し、環境政党の緑の党が躍進したというのに、事故の当事国である日本の、しかも原発のある県の選挙結果がこれってどういうことなんだろうと思ってしまいます。
あまりに危機意識がなさすぎて、お話にもなりません。
所詮、福島の件は対岸の火事ってことなんでしょうね。
そして事故が起こったら、裏切られただの信用してただの言うのでしょうか。
こんな呑気な国民だから、原発事故が起こっても「がんばろう日本!」なんて上っ面だけのことを言っていられるんでしょうね。
(箕輪)