2011年4月13日 (水)
渋谷 会計事務所日記
「エネルギー」
3.11の震災より1カ月以上が経ちましたが、依然福島第一原発は予断を許さない
状況です。
そこへ追い打ちをかけるように、福島県を中心に大きな余震が続いております。
安心して眠れる日常はいつになったらやって来るのでしょう。
事故レベルが7にまで引き上げられ、原発に対して大前提となっていた安全性が
根底から崩れ去った今、日本のエネルギー政策は転換を余儀なくされるでしょう。
発電量の3割を締める原発をすぐに廃止するわけにもいかないでしょうから、
節電によって需要側を調整しつつ、有効な代替エネルギーを探すのでしょうか?
それともなんだかんだ言って、既存分はそのまま残すのでしょうか??
安定供給、コスト安、エコと3拍子揃った原発に代わるものは、そう簡単には
見つからないでしょうし・・・
京都議定書の温暖化ガス削減目標も、火力で電力不足を補っている限り達成は
難しいでしょうが、有事の際にはエコなどと言ってる場合ではないというところで
しょう。
原発が悪いのか、東電が悪いのか、天変地異だから仕方がないのか・・・
史上最大のピンチを、史上最弱の政府で乗り切らなければならないとは
皮肉なものです。
(田中)