2009年7月24日 (金)
渋谷 会計事務所日記
「更新料」
今日のニュースで賃貸物件の更新料は無効の判決がでていた。
なんてすばらしい判決だろう。賃貸に住んでいる私としては2年1回の更新料は大打撃である。
借りるときに礼金2、敷金2も出し、2年に1度1ヶ月分の支払もしているとかなり厳しい・・・
しかも退去時は敷金の1ヶ月償却のおまけまでついている。今回の判決は敷引の返金まででているので今後の賃貸市場がどう影響がでるか気なるところです。
特に更新料については慣習化されているが地域によってあったりなかったりでいまいち根拠がわからない・・・
確かに貸す側としては少しでも多く家賃収入がほしいのも分かるし、退去後の修繕とかに充てたいのもわかるがそこまで考えての家賃収入だと思います。
また、よく節税でと言われますが節税で使うには正直なかなか難しいと思います。
家賃収入ー経費=赤字で初めて節税になるがこの状態だとキャッシュの持ち出しがあるのであまりメリット感じないと思います。それに赤字のうち土地に係る利息はできないので、かなり赤字の金額は減ると思います。
投資用不動産の際には節税よりもキャッシュフローを1番に考えるのがお勧めです。
(稲田)