2016年10月7日 (金)
配偶者控除
年末が近づいたことで話題となる税制改正。
以前から廃止の噂がある配偶者控除の改正が検討されています。
表向きは女性の社会進出の後押しとのこと。
有名な103万円の壁と言われる扶養の範囲内で働く方に、もっと働いて活躍して欲しいというのが改正の趣旨と思われます。
実際のところは所得税の増税でしょう。
配偶者控除の代わりに夫婦控除というものが検討されているようですが、控除額は今よりも減ると思われます。
しかし、配偶者控除を改正してもパートで働く方がもっと働くということになるでしょうか。
個人的には疑問に思います。
103万円の壁がなくなっても、社会保険の扶養から外れる106万円、130万円という違う壁が存在します。
近いうちに衆議院選挙があると思いますし、果たして今回改正となるのでしょうか。
今後の動きに注目したいと思います。
(川本)