2010年9月7日 (火)
渋谷 会計事務所日記
「ロスジェネ世代」
私の読んでいる雑誌の連載小説が完結し、先月から新連載を始めました。
その名も「ロスジェネの逆襲」。
日本においてロスジェネとは、バブル崩壊後の失われた10年(1994?2005)の
超就職氷河期に就活を行った人のことを指します。
私もドンピシャです。
何かとバブル世代と比較され、その不遇が論じられています。
小説においても、ロスジェネ世代の主人公が、バブル世代の上司を痛烈に
批判するシーンがよく出てきます。
しかし、終わってしまったバブルを羨んでも、あんな時代は二度と訪れないでしょうし、
戦争を経験した世代に比べれば遥かに恵まれています。
自分の未来は自分で切り開く!ぐらいの気概がなければいけませんね。
それにしても・・・
私が就活をした1998年あたり、不景気をバックに業績を伸ばし、大量採用を
掲げて新卒市場を凌駕していた消費者金融各社。
ここ数年の貸金業法改正、総量規制などにより瀕死の状態へ追い込まれています。
テレビの深夜帯のCMでも、消費者金融はすっかり減り、代わって過払い金返還請求
をやっている弁護士事務所が台頭しています。
皮肉なものですね。
(田中)