2009年12月28日 (月)
渋谷 会計事務所日記
先日、本屋さんで昨年亡くなった筑紫哲也さんの「若き友人たちへ-筑紫哲也ラスト・メッセージ」という本が出ていたので、今読んでいます。
2003年から2008年まで早稲田大学と立命館大学で行った講義の録音テープを元に編集されています。
久しぶりの筑紫節というか、あの語り口を思い出しながら読んでいますが、読んでいてとても安心感があります。
ブレのない芯の通った思想があるからなのでしょう。
もし彼が生きていたら、夏の政権交代を、事業仕訳を、八場ダム問題を、今問題になっている首相の政治献金問題をどのように語るだろうか…とても聞いてみたいです。
筑紫さんは未来の日本をとても心配していましたが、どのような形であれ時の経過と共に未来は作られていきます。
今年は政権交代という大きな出来事がありました。
これが一時的な出来事となるか、それとも歴史に残る出来事になるかは、政治家だけの問題ではなく、これからの私たちの問題でもあります。
いい未来になるように、がんばっていきたいですね。
今年は大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎え下さい。
(箕輪)