2007年3月17日 (土)
渋谷 会計事務所日記
「顧問料 月3万円」
3万円とは30?40年前の顧問料の相場だと先輩税理士(もう還暦を過ぎてます)に聞いた話です。
その当時法人と顧問契約が成立すれば月給2万円の女性社員を雇用できたそうです。この3万円という金額は今でもなぜか常識的に捉えられています。悲しいことです。
顧問料というのは初めに3万円ありきではなく次の算式で成立するものです。
担当スタッフの請求単価×お客様に奉仕した時間=顧問料
経営者が不満・不安・不信をもたずに顧問料以上の価値を提供するには正当な顧問料が必要になってくるのです。
最近では月1万円とか中には1万円を切る顧問料を謳う事務所もでてきていますが、彼らの請求単価は一体いくらなのか?そしてどうやって真っ当なサービスを提供しているのか不思議でなりません。
ダンピング合戦は今始まったことではありませんけれども、この考え方をしっかり持たない限り中小の税理士事務所は生き残れないと思います。
余談ですが近日中にブログ「渋谷 税理士日記」を立ち上げるかもしれません。こことは別枠で私個人の税理士としての考えや事務所経営のスタンスなどを述べる場所があってもいいのかなと思いまして。。。今検討中です。
(琴)