2019年3月15日 (金)
風の谷のナウシカ
先日、宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」を初めて映画館で観ました。
宮崎監督の映画作品としてはそれ以前にも「ルパン三世カリオストロの城」や「未来少年コナン」がありますが、監督の名を広めたのはやはりこの作品でしょう。
公開当時はそれほどヒットはしなかったようですが、アニメ好きの人達の間では話題になっていたそうです。
テレビやビデオで見て、いつかは映画館で観たいと思っていたので、念願かなってやっと観ることができました。
スクリーンで見る腐海の森は美しく、虫たちの細かなディティールや大きさがテレビの小さな画面とは圧倒的に違い、王蟲本当に大きいなぁという感じでした。
文明の行き過ぎによって環境が破壊されたどり着いた未来、生物界の理、人間の欲や愚かさ、純粋さ、たくましさをシリアスな表現で終わらせず、エンターテイメントに昇華させ、なおかつ強烈なメッセージを伝える力量、43歳の時の作品ですがすごいなぁと思います。
原作は7巻まであり、映画は2巻の途中までのお話しですが、続編は作らないと監督が公言していたので、次の新しい作品を待ちたいと思います。
(箕輪)