2012年4月6日 (金)
渋谷 会計事務所日記
「消費税増税」
消費税増税が現実味を帯びてきました。
政府は平成26年4月に8%、平成27年10月に10%に引き上げる法案を国会に提出しました。
現在の勢力関係もあり、この法案が通るかは何とも言えませんが、自民党も消費税の増税自体は反対では無いため、一部修正のうえ法案が可決する可能性があります。
景気が悪い中での消費税増税は、かなり厳しいものがあると思います。
一般市民はもちろんのこと、中小企業にとっても大打撃です。
デフレの状況では企業は販売価格を低く設定しないと競争に勝てないという状況です。
その中で消費税が増税された場合、当然増税分の値引きが行われて販売価格を据え置くということが行われると思われます。
企業の利益はさらに少なくなり、賃金は下がる、消費意欲が下がって物は売れない。
デフレがさらに悪化するのではないでしょうか。
このような大規模な増税をするのであれば、民主党は解散をして信を問うべきです。
解散したら二度と政権には戻れないでしょうが。
法案が可決するかどうか、今後の動きが気になります。
(川本)