2009年5月25日 (月)
渋谷 会計事務所日記
「お寿司屋さんへ」
先週、久しぶりに友人と武蔵小山のお寿司屋さんに行ってきました。
2年半前に親方が倒れて左手が不自由になってしまい、にぎることは出来ないのですが、その分毎月2?3回は美味しい食材を求めて全国を飛び回っているとのこと。
おまかせで、つまみとにぎりを頼みましたので、メニューの一部をつまみから…。
・アンコウの卵の冷し碗 ・鮑の肝の茶煮こごり ・しゃこの出汁巻き卵 ・鰹 ・イサキ塩〆 ・鮑 ・筍と芝海老の蒸し物 ・パッションフルーツと青柳、とり貝、黄ニラのぬた ・しゃこ貝と新牛蒡の蘇鉄味噌煮 ・鯛の卵の塩辛 ・鮎の肝の塩辛8年物 ・からすみ(ボラ、平すずき、時鮭、軍鶏の卵黄) ・干し稚鮎の頭の素揚げ 等々
にぎりは、お弟子さんがにぎっていて、全てのネタに仕事がしてあります。 ・真鯛の昆布〆 ・鯵の赤酢〆 ・白魚の酒蒸し ・鯛の白子の炙り ・青柳 ・とり貝 ・ 金目鯛のヅケ ・ムツの炙り ・煮蛤 ・穴子 等々
つまみは23品、にぎりは15貫、数だけ見るとすごい量ですが、一品がほんの少しずつなので無理なく食べられます。
そしてほんとに美味しい。
しかし、メニューだけ見ると、寿司屋だか創作料理屋だかわかりませんね(笑
正統派のお寿司屋さんからみたら、こんなの寿司屋じゃないと言われるかも。
でも、手が不自由になっても食を極めていこうとする職人魂というか、そういう意気込みが伝わってきてすごいなと思います。
お寿司だけをみれば、ここを上回るお寿司屋さんはいくらでもあるのでしょうが、つまみとにぎりでのこの品数と全体としてのレベルを超えるお店はいまだ見つかっていません。
もし知っている人がいたら、教えて欲しいです。
(箕輪)