2008年5月1日 (木)
渋谷 会計事務所日記
「川崎病」
息子が4月10日に幼稚園に入園し、翌日の初登園の時「行きたくない」と泣きました。
土日を挟んで月曜日からもやはり泣き、火曜日の朝「のどが痛いから行きたくない」と
訴えた時も「もう仮病を覚えたか!」などと言いながら幼稚園に行かせていました。
それが木曜日に発熱し、のどを見てみると真っ赤に腫れているではありませんか!
「仮病じゃなかった」と反省し、金曜日に幼稚園を休ませてかかりつけの小児科へ行かせ
ると「溶連菌」との診断。抗生物質を飲ませておけば2日もすれば熱も引き、月曜日から
幼稚園にもいけるでしょうとのこと。このとき医者は溶連菌の検査をせず、勘だけで診断
を下しました。
土日の間、「だるい」とぐずる息子を「薬を飲めばすぐに治るよ」と励ましながら一日中
抱いていましたが、熱は下がるどころかどんどん上がっていきます。
日曜日の夜に40度を越えたところで「何かおかしい」と感じ、近くにある大学病院の
救急へ。真っ赤な目と全身の発疹を見て担当医が言った言葉が「90%の確率で川崎病
ですね」。あと「この3日間飲まれていた抗生物質は全く効いていませんよ」・・・
その場で血液検査と心エコーをとり、明日の結果次第で即入院となり、その日は
かかりつけの小児科医に殺意を抱きながら家に帰りました。
結局診断結果は「川崎病」。28日の月曜日まで1週間入院しました。
川崎病は発病してから5日?9日以内に免疫グロブリンの投与を行わないと冠動脈瘤
を引き起こす可能性があるそうです。
小児科医の誤診を信じて抗生物質のみを飲ませ続けていたらと思うとゾッとします。
まるで嵐のような2週間でした。
(田中)