2007年11月14日 (水)
渋谷 会計事務所日記
「アークエンジェルズ」
大阪にアークエンジェルズという動物愛護団体があります。
去年、広島ドックパークという施設が閉鎖され、そこに残された約500頭の犬達の保護活動をした団体の一つです。
最初は美談としてマスコミに取り上げられましたが、その後、アークエンジェルズの代表がドックパークの責任者だか地主を恐喝したとか、寄付されたドッグフードを売却した(賞味期限が近い物はそのままだと処分することになるので、売ったというのが理由のようです)等、色々な報道がなされ逆に叩かれるようになりました。
ドッグパークの犬達の惨状を改善するお手伝いが出来ればと少額ながら寄付したこともあり、その後のアークエンジェルズの動向を見守ってきました。
報道の影響による嫌がらせや、誹謗中傷をするサイトが多々あるようですが、無責任な飼い主による飼育放棄を失くそう、保健所による殺処分ゼロを目指そうと、日々犬達のためにがんばっている姿がブログから見えます。
今も、滋賀県のある場所に、犬達を一時保護する為のシェルターを建設中ですが、これもムーブという大阪の番組による一方的な偏向報道と、ネットの思い込みや間違った書き込みにより、地元ともめてしまっているようです。
ムーブの放送内容も、ネットの書き込みも見ていないし、直接アークエンジェルズの活動も見ていないので、どちらの言っていることが正しいかは判断できませんが、ブログを見る限りでは、病気でボロボロになった犬達や捨てられた犬達を救い出して治療し、彼らを新しい家族へ引き渡す活動をしているのは確かです。
それだけで十分です。
以前、NHK教育で作家の辺見庸が保健所を訪れ、殺処分される犬達の最後を見るという番組を見ました。それまではガスで、眠るように死ぬのかと思っていましが、実際は窒息して死にます。直接犬達の映像は流さず、声だけが聞こえましたが、犬達が苦しみもがく悲鳴のような鳴き声が今も耳に残っています。
そんな犬達を1匹でもなくしたいと活動している彼らをこれからも応援したいです。
アークエンジェルズブログ http://arkangels.blog34.fc2.com/
アークエンジェルズのブログのコメント欄に殺処分を回避できた母犬と子犬の物語が紹介されていました。(12CHのポチタマで紹介されたらしいです)
よかったら見てみて下さい。
http://www.animalpolice.net/jititai/himawari/
(箕輪)