2007年6月27日 (水)
渋谷 税理士日記
「給与」
会計事務所の給与は10年前よりも若干上がっていると個人的には思っています。
価格が手ごろな会計ソフトや税務ソフトの登場でオフコンと呼ばれるハード&ソフトに対する多額の固定費が抑えられ、その分をスタッフへの給与へ転化できている点があります。
しかし、この恩恵は企業側も同じことがいえます。
記帳代行分の顧問料を支払わなくてよくなりますから。
ビジネスをしている以上ある程度景気に左右されますけれども、各事務所で給与体系が整備しつつあるのではないでしょうか。そして若い税理士が主宰する事務所ほど、丁稚奉公の時代(まだまだ残ってます)からパートナーシップの時代へ移行しているのかもしれません。
これからの会計事務所は仕事内容はもちろんですが、働くスタッフからしても納得のいく、そして魅力のある給与体系を作らなければ優秀な人材が流出し生き残れない厳しい時代になってきます。
私の経営者としての考えは今後の事務所経営はパートナーシップや税理士法人への流れが主流であり、最適かと思います。それがお客様への最高のサービスが提供される道だと確信しています。