2015年3月6日 (金)
声の大きな人
一昨年の6月頃、内田樹さんと岡田斗司夫さんのトークライブに行きました。
そのトークの中で出た「声の大きな人」の話。
世の中は複雑なものだと知る人は、ある物事に対して多面的に考えるから絶対的な答えなど簡単には出せないと思う。
ゆえに声を大にしては発言せず、声は小さくなる。
逆に複雑なことから目をそらし単純に物事を考える人は、一つの答えを自信を持って出す。
自分の答えに自信があるからおのずと声は大きくなる。
周りから見たら自信満々に発言する人は正しく見えてしまう。
問題はその人達は知性の活動を複雑化しようとしないので、たとえ間違っていたとしても気がつかないことだ。
というような内容で、なるほどなぁとその時思いました。
最近、声の大きな人があちこちに見受けられる気がします。
しかも間違った方向で発言している人達が。
どうにかなりませんかね、あの困った人達。
(箕輪)