2011年1月25日 (火)
渋谷 会計事務所日記
「法定調書合計表」
年末調整が終わったあと、住民税の給与支払報告書と支払調書を作成した上で
法定調書合計表を作成します。
今月末はこの提出期限となります(償却資産税の申告もあります)。
法定調書とは給料、報酬、料金等の支払者がその1年分の支払について、
支払先の氏名、住所、金額等を記載した書類のことです。
給与所得者の源泉徴収票合計表、退職所得の源泉徴収票合計表、報酬・料金・
契約金及び賞金の支払調書合計表、不動産の使用料等の支払調書合計表、
不動産の譲受けの対価の支払調書合計表、不動産の売買又は貸付のあっせん
手数料の支払調書合計表の各欄を集計して記入します。
これに各提出基準に基づいて支払調書等を添付し、所轄の税務署へ提出します。
単純な集計作業なのですが、内容が多岐にわたり、また、全法人・個人が対象と
なるためこの時期の会計事務所は超繁忙となります。
法定調書合計表は、間違えても会社の税額などに影響が出るものではありませんが、
税務署側としては貴重な資料せんとなりますのでいい加減なものは作成できません。
今週が作成業務のピークとなります。
期限内提出のため、あとひと踏ん張りです。
(田中)