2010年7月22日 (木)
渋谷 会計事務所日記
「公務員」
アメリカ カリフォルニア州にあるベル市の職員給与が他の行政機関に比べて並外れて高いことが問題になっています。
職員のなかにはオバマ大統領の年間給与の2倍に近い6,700万円をもらっている幹部もいるようです。
しかも、このベル市の住民37,000人の約4分の1は食料の無料配給を受けている貧困層とのこと。
公僕であることを完全に忘れているのでしょう。
ただ、これはアメリカだけの話ではありません。
日本の公務員の給料は、民間と比較するとかなり優遇されています。
先日の参議院選挙で当選した新人議員には、7月は一週間ほどしか仕事をしないのに丸々一カ月分の歳費が支払われます。
何年も前から存在意義を疑問視されている参議院にもかかわらずです。
ようやく議員定数の削減が議論され始めましたが、実際に削減されるかはあやしいもの。
国民に痛みを求めるのであれば、まずは参議院の撤廃から始めてほしいものです。
(吉田)