2009年10月19日 (月)
渋谷 会計事務所日記
「皇室の名宝展」
週末、上野の国立博物館に「皇室の名宝展」を観に行ってきました。
開館前に行ったところ最終日間近でもないのに長蛇の列で、なぜこんなに…??
そうか、美術好きだけじゃなく皇室フリークの人達も来てるのだと気がつきました。
宮内庁所有の美術品の数々が見られる今回の展覧会は、ほんっと凄かったです。
伊藤若冲の「動植綵絵」三十幅の見事さといったらもう…、あまりの凄さに北斎や狩野永徳などが霞んで見えてしまったほどでした。
酒井抱一の「花鳥十二ヶ月図」も静かな画面に凛とした品のある作品で、素敵でした。
そしてその後に観た工芸品もまた…!
蒔絵の硯箱、螺鈿の棚、象牙彫の像等、1900年のパリ万博に出展された作品や、明治時代に作られた現代では絶対作ることのできない名品が多数あり、何度も「すごい…」と言ってしまいました。
その中でも並河靖之の「七宝四季花鳥図花瓶」は圧巻で、この1点を観れただけでもこの展覧会にきた甲斐があったと思うほど素晴らしかった…
足が痛いと思って時間を見たら、入場してから4時間半も経っていました。
もしこの展覧会を観る予定の方がいましたら、スニーカーで行くことをお勧めします。
(箕輪)