思うこと

« | トップページ | »

2006年11月15日 (水)

思うこと

先週、「たけしの日本教育白書」という番組を見ていたのですが、遠足の写真は大量買いするのに給食費を何ヶ月も払わない親や、学芸会でいい役がもらえないことに苦情をいう親、挨拶が出来ない、お箸がきちんと持てないのは学校の責任という親など、信じられない親達の姿が出ていました。

年配の人達は、最近の若い親は…というかもしれませんが、彼らはその年配の親達に育てられて今に至っているわけです。 子は親の鏡と言います。 てことは、若い世代を育てた年配者達の子育てにも問題があったということになります。 じゃあその年配者を育てた親は…ってどんどんさかのぼっていくと、結局全世代の責任になってしまう。

ただ、子どもに影響を与えるのは親ばかりではなく、学校やテレビを始め、社会の出来事も影響を与えることを考えると、子は社会の鏡であり、あまりにも問題の根が深く大きいことに気がつきます。

いじめによる自殺が毎日ニュースで流れていますね。 私の子どもの時にもいじめはありましたが、不登校になったり、自殺するところまで追い詰められる子は私の周りにはいませんでした。 その違いは何なのでしょう。 今、自殺をしてしまう子は我々のどんな姿を映した結果なんだろうか、我々は何をどう軌道修正すべきなのか。 簡単に答えがでない難しい問題です。

飢えているわけでもなく、住む家がないわけでもなく、物質的には満ち足りているはずなのに、そこまで精神が疲弊してしまう理由など、当事者でもない大人が解明できるとは思えませんが、それでもそのことについて考えていくことは必要なことではないかなと思います。

                                  (箕輪)

クリックお願いします→Banner_02_50

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

琴税理士事務所は渋谷駅近くの税理士事務所/会計事務所です。
対象地域:東京都(渋谷区、港区、目黒区、千代田区、新宿区、品川区、世田谷区など)
首都圏を中心に活動している税理士事務所/会計事務所です。

最近の記事
カテゴリー
バックナンバー