2019年11月25日 (月)
大相撲
43回目の優勝をした大横綱白鵬。
記録としては偉大です。
それなりに記憶に残るでしょう。
ただ相撲の内容はひどい。
特にかちあげ。
基本かちあげは相手の体を起こすことに使われます。
つまり下から上の動きです。
しかし横綱のかちあげはヨコぶり、ひじ打ちです。
これは相手をKOさせるつもりですね。
サポーターまでしてますから。
正直朝青龍が横綱になってからちょっと品が無くなったかもしれません、相撲内容の。
1人横綱になると一層その傾向が出て協会も口出ししません。
というかできないのでしょう。
大横綱の1人千代の富士の時もそうでした。
全盛期を過ぎたあたりでの1人横綱時代は勝つのが当たり前の空気。
そこで相手を投げる時の頭を押さえて投げるようになってしまいましたね。
正直見苦しかったのを覚えています。
今場所もそんな空気感があったのでしょう。
休場だらけの上位陣でしたから。
今から思えば平成の大横綱貴ノ花は立派でした。
相撲が美しかった。
確かに必殺技みたいのはありませんでしたが相手を受けてからの勝利。
こんな相撲はもう見れないでしょう。
日本人横綱が出るまでは。
どんどん相撲が嫌いになってしまう自分がいます。
頼みますから品のある相撲を願うばかりです。