2019年2月15日 (金)
杉林
2月と言えば花粉症の時期ですね。
私は花粉症ではないので、その辛さはわからないのですが、薬を飲んだり、注射をしたり、鼻の中を焼いたり、みなさん大変そうです。
ただ、この時期の花粉症の原因は杉。
単純に考えれば、その杉が減れば症状も緩和されるのではないでしょうか?
元々、戦時中・戦後の物資・燃料不足で丸坊主になった山や植林事業により天然林を伐採して植えられた人工林で、森林全体の18%を占めるとか。
伐採される以前は、秋になると山の紅葉が錦の帯のように綺麗だったという話を読んだことがあります。
天然林がなくなったことによって野生動物の食べ物も減り、里に下りて来ることも増えたでしょう。
それで害獣扱いされる動物も気の毒です。
自然をいじり過ぎたしっぺ返しであれば、元に戻すのも人間の責任。
林野庁はがんばっているみたいですが、もう少し目に見える形での成果がみたいものです。
(箕輪)