2017年6月30日 (金)
文字の大きさ
先日、読む本がなくなり本棚から適当に1冊取って電車で読み始めたのですが、文字の小ささに驚きました。
その本は1956年に刊行されたもので今から60年以上も前のものですが、今書店で並んでいる文庫本の文字はきっとこれの1.5?2倍くらいでしょう。
ちょうど同じ頃に納戸の整理をしていた家人が「風の谷のナウシカ」の最終回が掲載されているアニメージュという雑誌が出てきたと見せてくれました。
こちらも同じく文字が小さく、1冊読むのにどれくらいかかるのだろうと思うほど様々な情報がページを埋めていました。
これは1994年発行ですので今から23年前。
その当時の我々はこういう小さい文字を当たり前のように読んでいたんですね。
そういえば新聞の文字もいつからか大きくなりました。
たかが文字の大きさかもしれませんが、読みやすいという利点がある一方、それによって失くしてしまったものも色々あるのではないかなと思いました。
(箕輪)