2011年5月17日 (火)
渋谷 会計事務所日記
「変化」
最近、ニュースなどの情報番組に変化が見られます。
テレビ局のアナウンサーや新聞社の解説委員、ジャーナリストの他に、
お笑い芸人やアイドルの姿が多く見られるようになりました。
本職の難解な解説より、視聴者目線の素人による、噛み砕いたわかりやすい
情報提供を目的としているのならそれもよいのですが、どうもそうではなく、
単に視聴率を意識した起用に思えてなりません。
ニュースを観る側としては、単に事実だけでなく、キャスターの解釈も含めた情報を
期待しているのであって、アイドルが暗記した文章の朗読を聞きたいわけではない。
私が20年以上見続けてきたズームインも3月で終了し、ずいぶんと方向性の違う
バラエティ番組みたいなものに変わってしまい、全く観なくなりました。
スマートフォンに変えてから、情報収集は専ら携帯になり、私の中でテレビの情報番組
の重要性が低くなっているのは事実ですが・・・
日本の芸能って、人気がある人がいれば、歌も唄うし、ドラマも映画も出るし、
お笑いもやるしニュースキャスターもやるし、本も書いたりしちゃう。
それだけ多才なのかというと、そうではなくて、人気者がやれば何でも売れる
ミーハーな社会なんですよねぇ。
マイケル・ジョーダンだって野球は成功しなかったんですから。
(田中)