2009年12月25日 (金)
渋谷 会計事務所日記
「大綱」
先日、来年度の改正の大綱がでました。
ざっと目を通した感じ騒がれていたものが多くあがり、なんだこの改正は?みたいなのはなかった感じです。
一番中小企業にとって大きい改正はやはり、特殊支配同族会社における業務主宰役員給与の損金不算入制度の廃止です。
会社法ができたときに個人事業主が法人化しお給料にし給与所得控除を受けることにより税収が下がるからできた改正ですが、そもそも所得税の減収を法人税で徴収しようってのがおかしな話です。本当に悪法だっただけになくなり良かったです。
あとは消費税の居住用建物を購入時の還付の節税スキームにしばりがはいったことが大きいところです。これは最近、騒がれ続けていたのでしょうがないかなと思います。
まだまだ、歴史が浅い科目のためちょいちょい法の不備があるような気がします。
この休みでしっかりと読み込もうと思います。
(稲田)