2009年3月30日 (月)
渋谷 会計事務所日記
「春の舞踏」
昨日は沼袋にあるギャラリーに行ってきました。
そこでは、ガラスと布と木工の作家さんたちの展覧会がやっていたのですが、
その三つの要素を使って、舞踏家の大野慶人さん(大野一雄さんという舞踏家の
長男の方)という人が桜の木の下で踊るという企画があり、見てきました。
もう70歳近いひとの体とは思えないような、がっしりした作りで、真っ白い衣装を
まとった大野さんは、まるで桜の精のように見えました。
桜の精というと、天女のような美しい女性のイメージが浮かびますが、樹齢を
かなりいったその大木の桜には、じつはこういう翁のような精がついているように
彼の踊りから感じました。
たった30分間の舞踏でしたが、とても見ごたえのある舞いでした。
こういうお花見もいいものだなと思いました。
(箕輪)