2008年11月6日 (木)
渋谷 会計事務所日記
「冬の足音」
朝晩めっきり寒くなり、季節は秋から冬へと移りつつあります。
東京では早くも木枯らし1号が吹き、暦の上でも明日立冬を迎えます。
先週末、親族の墓前礼拝の帰り、近くに流れる川に立ち寄りました。
既に暮れかけている夕日を背にしながら、そこかしこに感じられる冬の足音に
耳を傾けつつ川辺の散歩です。
コロコロというコオロギの鳴き声、風に揺れるすすきの穂、かすかに感じられる
たき火のにおい・・・
どこか物悲しげな風景の中、最近乗れるようになった自転車を必死に漕ぐ息子の
背中を見つめていると、少年時代にタイムスリップしたような感覚を覚えました。
セピア色だった晩秋の心象風景に色が与えられたような気がします。
(田中)