2008年4月4日 (金)
渋谷 会計事務所日記
「混乱」
租税特別措置法改正案が国会を通過しなかったため、3月31日に一部が失効。
4月1日よりガソリン税の暫定税率が期限切れにより、税率が下がりました。
報道のとおり、大混乱。
一番の被害者は、ガソリンスタンドと地方公共団体でしょう。
ガソリンスタンドでは、税率の高い在庫をしかたなく安売りして大赤字。
地方公共団体では予算不足に陥り、道路事業の凍結が相次いでいます。
4月末には暫定税率が復活する見込みなので、さらに混乱が生じるでしょう。
ねじれ国会とはいえ、このありさまはいかがなものかと・・・。
野党は暫定税率廃止を頑なに主張していますが、このような混乱が生じることは当然にわかっていたはずです。
単なる選挙に向けたアピールにした思えません。
日銀総裁も決まってませんしね。
すべてねじれ国会の影響でしょうか。
なんとか正常にもどってもらいたいものです。
(川本)