渋谷　会計事務所日記

「ナショジオ」

最近ケーブルテレビでよく観るのが「National　Geographic　Channel」。

その中でも「ロックダウン」シリーズは衝撃的です。

舞台は犯罪大国アメリカの中でも悪名高いカリフォルニア州のサリナスバレー州刑務所。

カメラが回っている最中にも様々な事件が起きていきます。

囚人たちは人種ごとに「ギャング」と称する集団を作り、他のギャングとの抗争を

繰り返します。

幹部と呼ばれる古株の囚人が手紙などを使って指令を出し、

時には殺人にまで発展することも・・・

ギャングはみなパイプベッドの一部を切り取ったり、歯ブラシなどのプラスチックを

熱で溶かし先を尖らすなどして手製の武器を隠し持っています。

カミソリ１個紛失しただけで刑務所中大捜索です。

そしてひとたび抗争が始まると全員が参加しなければなりません。

もし逃げ出そうものなら仲間からの制裁が待っています。

みな制裁を恐れ、刑期が延びてしまうことも覚悟の上で加わるのです。

そこには犯してしまった罪を反省し、更正しようとする姿は微塵もありません。

毎日が生きるか死ぬかの戦い。

・・・

観ていて誰もが持つであろう疑問。

「分けりゃいいじゃん！」

そう、こんな危険な囚人たちが黒人、白人、メキシコ人、アジア人等々まとめて

体育館みたいなところで集団生活しているんです。

そりゃいざこざも起こります。

まあ「？」な部分も多いですが非常に面白いドキュメンタリーです。

アメリカでは捕まりたくないですね。

（田中）