2007年10月19日 (金)
渋谷 会計事務所日記
「消費税増税」
数年以内に消費税の増税がありそうです。
内閣府が経済財政諮問会議に示した試算では、現在5%の消費税を11?17%に引き上げる必要性を掲げたそうです。
いきなり倍以上とは・・・。
この消費税増税に向けての布石が既に置かれていました。
平成16年に消費税の総額表示が義務付けされています。
値札や広告には消費税込みの総額を表示するというものです。
国の言い分は、値札と支払額が違うのは混乱するということでの法改正です。
総額表示の前までは、1,000円の商品をレジに持っていくと1,050円請求されます。
差額が消費税ですので、支払う際に消費税を取られたという意識がありました。
当然、増税の際にはこの差額が大きくなり増税をしっかりと認識することになります。
総額表示では値札に消費税が含まれてしまっているので、このような差額は生じません。
少しでも国民に負担感を意識させないようにするための、苦肉の策ですね。
新聞各紙でも消費税増税はやむなしとこと。
所得税の定率減税廃止など、最近は増税続き。
何とかならないものでしょうか・・・。
(川本)