2007年5月21日 (月)
渋谷 会計事務所日記
「税源移譲」
来月から19年分の住民税の支払いが始まります。
住民税は課税関係の時期が少しずれてきます。18年分の所得に対しての住民税が19年6月?20年5月までの間に納付して感じです(普通徴収と特別徴収で少し納付時期が異なりますが)
そして今回から税率がアップです。私たち庶民にはつらいです・・・
これに伴い19年分の所得税は税率が4段階の超過累進税率が6段階の最高40%に変更されています。
所得税が減、住民税が増であくまでも税源移譲なので所得税と住民税の合計は前のと変わらないというのが建前です。
ほとんどの方が差はないみたいですが実際は定率税額控除の廃止により税額増えていることがあまり知られていないことが気になります。
定率税額控除と小渕さんが景気回復のための政策で簡単に言うと所得税が20%オフになるという規定です(最高25万円)。
しかしこの規定は縮小→廃止の段階を踏んでいて18年は10%オフ。
19年はなし。
これにより19年度からは実質増税です。
19年分の税額は密かに増税になっているのでご注意を!
(稲田)