2006年1月28日 (土)
ビリー・ジョエル
ビリー・ジョエルのボックスセット(CD4枚+DVD)「MY LIVES」を購入した。未発表曲、別テイク、ライブ音源など聞き応え充分な内容だ。ただ公式海賊版みたいな内容なのでオリジナルを知らないと面白みはないと思う。
ビリー・ジョエルを知ったのは遠い昔、歌謡曲やビージーズの「恋のナイトフィーバー」や「ステインアライブ」などディスコブームの全盛期。そんな時AMラジオから流れてきた曲、それが「ストレンジャー」だった。ピアノ、口笛そしてがらりと変わる曲調。衝撃的でかっこよかった。それからアルバム「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」「グラスハウス」そして過去に発表した傑作「ニューヨーク物語」を英和辞書を引きながら聞きまくった。
1981年4月15日場所は日本武道館2階席。生まれて初めてライブを見に行った。その日の記憶は宝物だ。1984年、1987年、1995年の来日公演も行ったがだんだん声もつらそうになり汗もかかなくなったステージには落胆したものだ。
1998年3月31日東京ドーム。生涯忘れられないだろう。相撲でいうと東西の横綱が同じステージに立っていたのだから。その相手はエルトン・ジョン。ピアノを並べ歌う「ユアソング」や「ピアノマン」に酔った。スーパーピアノマンたちの共演は自分の中でこれ以上のステージはもう無いと思わせたし、その瞬間、瞬間が「現実はついに、夢を超える・・・」というキャッチコピー通りだった。
今年ビリー・ジョエルは北米ツアーをすると発表したが1993年以来アルバムを出していない。個人的にはツアーより先にオリジナルアルバムを発表してほしい。
もう13年も待ってるんだから・・・
(琴)