久米宏のがん戦争

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2005年10月10日 (月)

久米宏のがん戦争

昨日ビデオの整理をしていたら昨年録画した「久米宏のがん戦争」が残っていた。

久しぶりに観たがあらためてがんという病気の怖さを思い知った。以前に撮影したがんと共存することを選んだ方、抗がん剤治療に可能性を賭けた方のその後も出ていた。

ただただ生きたいという強い気持ちには政治、経済、宗教もない。生きていればなんでもできる、だから命を懸けての戦いに挑んでいるだということが伝わってくる。

日本はがんについて先進国とはいえない。抗がん剤のスペシャリストが少ないのと未承認の抗がん剤が多すぎることだ。抗がん剤の世界標準治療の一部が日本では受けられない。受ける場合には個人輸入で薬を取り寄せなくてはいけないしその場合の経済的負担は重い。そしてそれを認めてくれる病院も少ない。

「癌と共に生きる会」の会長佐藤均氏も未承認抗がん剤の早期承認を国に訴え続けた1人だった。患者には時間がない。承認まで何年も待てない。そう考えると国は未承認の抗がん剤を一括承認するしか方法はないかもしれない。それは医師はもちろん患者も薬のメリット・デメリットを熟知した上で治療方法を選択することになる。治療の選択肢が増えることはいいことだと思うし、是非そうなってほしいと思う。

(琴) 

琴税理士事務所は渋谷駅近くの税理士事務所/会計事務所です。
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